ポリンキー、カラムーチョ、ドンタコス等で知られる湖池屋。日清食品傘下。
ポテトチップスを日本で初めて大量生産した実績があります。同分野でカルビーに次いで業界2位。
ピンキーも湖池屋だったんですね。というか販売終了していたんですね・・・中学生の頃よくキオスクで買っていたのでショックです。
連続増配銘柄ではありませんが製菓メーカーを取り上げている流れで。
配当政策(不明)
配当性向100%を超える配当を続けていましたが減配して57.9%に。ふれたくないのか会社資料に配当についての記載が見当たりませんでした。
見る限り連続増配は難しい状況で、減配リスクもありそうです。
主要株主(日清食品・創業家)
小池一族による経営でしたが2011年に日清食品HLDと資本業務提携を始めて同社傘下に。社長も同社から送り込んでいます。一旦同族経営からは離れるものの、大株主であることには変わりないので今後どうなるか。
業績(5.4%増収、167.9%増益)
売上は近年横ばい。株主の資産である純資産も増えていません。
*2020.6月期時価総額は記事作成時の株価にて計算
利益重視の方針を打ち出し営業利益率は改善しているものの、ギリギリ利益がでている水準からの上昇。
北海道に台風が直撃しじゃがいも不足になったポテトショックの影響があるものの、全体的に低調です。
セグメント分けはほとんどがスナック菓子事業なので紹介割愛します。
海外売上は6%程度でしょうか。2006年から力をいれている台湾の成長の他、比較的新しいタイ・ベトナム拠点、日清食品との協業で伸ばしていく方針です。日本の製菓が現地で根付くには長い時間がかかると思います。すぐに業績に結びつくとは思えませんが頑張ってほしいところです。
指標
無借金経営。よくも悪くもない印象。PERでみるとかなり割高です。
ポジトーク(ノーポジ・Dランク)
優待は100株で2,500円分の自社商品。
営業利益も成長性も低く、配当も増配が見込みにくいのに何でこんなに買われているのでしょうか。日清HLDによる買収期待でしょうか?
原料のじゃがいもへの依存度が高そうなのも長期投資には不安要素。
空売りしてみたいなと思えた銘柄です。
ランク付けした監視リストは以下リンクから。