サントリーホールディングスの中核子会社。時価総額1.44兆円の大型株。
国内清涼飲料水2位。米ペプシコブランドの国内製造・販売も。海外売上比率
43%。
配当政策(連続増配ストップ、配当性向30%以上)
2019年度の決算で連続増はいは5期でストップ。配当性向は35%と増配の余力ありましたが、無理をしませんでした。後述しますが財務内容がよろしくないことも関係ありそうです。
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主要株主(創業者一族、金融機関)
サントリーHLDが不動の大株主、その他金融機関がランクインしていますが外資系も多いですね。
業績(0.4%増収、13.9%減益)
表は2016.12からIFRS基準です。
*2020.12の時価総額は本記事投稿時点の株価を利用
営業利益率は10%に届かないまでも飲料メーカーとしては高いように思いましたが、
巨額ののれんの償却がなくなった2016.12月から営業利益率が上昇していますので、日本基準の実力からすると6%台後半といったところでしょうか。
IFRSよくわかりません。。。
セグメントはエリア別に。海外の利益率が日本以上に高く、業績に率貢献しています。
これほど世界に展開しているとはしりませんでした。
国内中心の食品メーカーは人口減少を前にじり貧でしたがこれなら今後も期待がもてそうです。
指標
まず巨額の無形資産が目につきます。のれんはそのうち2,500億円程。巨額減損・減配のリスクが感じられます。CFはよいですが、負債が多く流動比率が低いのも気になります。
ポジトーク(ノーポジ・Dランク)
財務が怪しいのと今後の利回り増があまり期待できないのでDランクとします。
ランク付けした監視リストは以下リンクから。