米菓最大手。亀田の柿の種やハッピーターンが主力商品。
ブルボンと同じく新潟の食品メーカーを取り上げてみます。
配当政策(6期連続増配、配当性向20%目安⇒将来的に30%へ)
2014年から連続増配開始。配当性向は25%程度で推移しており連続増配継続に余裕があるように見えます。配当は5年で約2倍に。つくづく5年前に株を始めて買えていたらなぁと思います。
主要株主(創業家・金融機関)
創業家の小泉家の資産管理会社が筆頭株主。より増配が期待できます。
業績(0.5%増収、7.1%増益)
売上は微増もここ数年横ばい。国内市場が主戦場ではなかなか売上は伸びません。
*2020.3月期時価総額は2019.12月株価にて計算
営業利益は改善しておりとてもよい傾向です。ただ製造原価低減の努力によるもののようで、今後さらに伸びるかどうかが重要になってきそうです。
事業戦略として目立つのは海外事業(北米)の黒字化と、防災食品事業への販路開拓。
海外売上比率は7.8%。米国・タイ・中国・カンボジア・ベトナム・インドで展開し、赤字となっています。
しかし食品(製品)の海外展開は世界の巨大メーカーとの競合や、日本人の味覚と違うローカルへの浸透はかなりハードルが考えています。
指標
自己資本比率は高いですが、借金が多いのと流動比率が100%を割っているのが気になります。
ポジトーク(ノーポジ・Dランク)
株主優待は自社商品。100株保有で1,000円相当。
配当性向が低く今後も連続増配が期待できますが、低い営業利益率と成長性のためDランクとします。
ランク付けした監視リストは以下リンクから。