インターホン最大手。住宅やナースコール向け。
同社は2006年にアップル社のiPhone販売以前よりアイホン/Aiphoneとして商標登録していたため、アップル社の商標登録が認められませんでした。
そのためアイホンがアップル社の代わりにiPhoneの商標登録し、アップル社に専用使用権を設定するといういびつな仕組みになっております。受取ロイヤリティーは1.5億/年ですが日本だけで4兆円/年 近い売上があるので安すぎる価格設定となっているように感じます。
配当政策(4期連続増配、配当性向35%)
年間基本50円を念頭に配当性向35%とありますが23年度は配当性向60%の80円と方針から矛盾しております。
減配もありえるのか、保守的な利益予想を発表しておきながら増益を見込んでいるのか。
主要株主(創業家)
2019年に創業家以外が社長に付き、前市川社長は会長に。
5年前比較(119%増収、204%増益)
2022年度は国内外の住宅需要増により過去最高の収益利益。ただし下半期は供給制約や物流費増の影響を受けました。2023年度は特需終息、部品調達コスト増を理由に大幅減収減益予想。
ベトナム、タイで生産し欧米東南アジアで販売しています。中国は決算短信の国別セグメントにも記載なく規模は大きくない模様です。海外売上比率は25%。
指標
財務優良。指標面でだいぶ割安に見えます。
ポジトーク(Cランク)
大幅な減収減益予想で株価が落ち込んでおり、かなり割安に見えます。
インターホンというニッチな業界で成長性はあまり期待できずCランクとしましたが、この株価水準であれば購入を検討したいと思います。