最新記事(2019.11)
「玉手箱」や「GAB」等、適性検査の開発・販売する人事コンサルティング・ファーム。英SHLの日本法人として設立。
新卒採用向けが中心のため売上は3Qに集中。(4-6月)
配当方針(8期連続増配)
配当性向は50%程度で推移してます。配当性向低くはないので今後増配が続くは業績次第。減配は2004年以来ありません。
主要株主(マイナビ、清水一族)
2007年から資本提携しているマイナビが筆頭株主。
清水姓が並んでいるのは故清水社長の親族でしょうか。現在役員に清水姓はおりません。役員は社長を初めマイナビから派遣されている役員が多数。
業績(9.8%増収、5.9%増益)
近年の活発な採用市場のおかけで増収・増益傾向にあります。
ただし積極採用⇒採用期間の縮小は同社にとってはマイナスの影響も。
セグメント分けは3つにわかれておりますが、内容不明な上セグメント別の利益開示はなし。分けた意味あるのか・・・?
(決算短信から引用)
http://www2.shl.ne.jp/ir/scenario/index.asp
同社HPには成長戦略が記載されておりました。以下要約します。
1)採用適正テストのシェアを3割から5割に引き上げる。
2)紙ベースのテストのWEB化を進めて物流費やデータ管理を効率化する。
3)新規採用向けだけではなく、現社員向けサービスを推進。
4)通年型採用に対応する等、新しいサービスを先取りして開発。
1)は1位リクナビの壁が厚そうですが、2)は即効性がありそうです。
3)は面白そうですが保守的な日本企業にはウケ悪そうです。私が人事部にいたら導入してみたいサービスです。
指標
無借金の保守的な経営。財務は全く問題ないですね。
システム系の会社ですが無形資産を大きく抱えてないので減損リスクも小さいです。
ポジトーク(100株保有・Aランク)
以下理由でブログ書きながら購入しました。
・高い配当利回り
・高い営業利益率
・盤石な財務
・円高でマイナスの影響を受けにくい
・成長余力ある小型株
本当は同業他社との比較をしてから購入した方がいいのですが、とりあえず100株購入しました。
リスクは低い流動。出来高非常に少ないです。売り捌くのに困るくらい保有してみたいものです。
ランク付けしたリストは以下リンクから