秋田の小坂鉱山を旧藤田財閥が政府から払下げを受け創業。
配当政策(安定配当)
90円の安定配当を続けていましたが21.3月期に5円増配。資源価格高騰を受け好業績の22.3月期は130円に期中上方修正。普通配100円、特別配当30円と保守的な出し方。
中間配当なく期末一括配当とこの規模の会社では珍しい配当方針。
主要株主(金融機関)
子会社の藤田観光と株式の持ち合いをしています。藤田観光株は30%程保有。
業績(21.2増収、25.5%増益)
資源価格が売上、利益を押し上げています。利益率は好調な事業環境の中でももの足りない印象。
事業は多岐に渡っております。
中期計画では自動車、情報通信、環境・エネルギー、医療・ヘルスケアの各分野や積極投資とあります。
指標
時価3,500億円で日経225採用銘柄でもあります。
PER面では割安に見えます。
ポジトーク(Dランク)
資源やリサイクル銘柄としてテーマ性がある点や増配余地がありそうな点は魅力ですが、利益率・財務安全性や株主との対話に積極性が見られない点でDランクとしました。