製菓国内6位。ビスケットで業界トップ級。
決算資料:なし
決算動画:なし
ポジティブ:
・連続増配中も配当性向低く、今後も増配が期待できる。
・オーナー企業。
ネガティブ:
・低い営業利益率。
・IRが不十分。目標とするROEや配当性向も公表なし。
【2021年3月期 4Q】
https://www.bourbon.co.jp/news/news_file/file/20210428tsuukikessantanshin65404.pdf
売上は例年並みも大幅増益。会社予想利益は131.97%と達成。
利益の内訳は以下通り。
営業利益:生産性向上とコスト削減
経常利益:為替差益を計上
最終利益:設備の減損も有価証券売却益を計上
来季は収益認識に関する会計基準適用で売上減。見込まれているリベートや返品の売上を計上しなくなるという認識です。利益は下期に偏重。
申し訳程度に1円増配し7期連続増配。まだまだ余力あり。
コロナの巣籠需要も取り込み成長や増配余力がありそうですが、IRが貧弱なので積極的に買えないか。
主に中国で展開している海外事業も売上比率未公表。チャイナリスクはできるだけ避けるようにしたい。
【2021年3月期 3Q】
https://www.bourbon.co.jp/company/pdf/ir/2021tanshin03.pdf
大幅増益に浮上。利益進捗は86.7%。営業利益率3.19%
1円増配。今後数年は1円づつの増配か?
【2021年3月期 2Q】
https://www.bourbon.co.jp/company/pdf/ir/2021tanshin02.pd
2Qは営業赤字。利益進捗率は23.29%。
【2021年3月期 1Q】
https://www.bourbon.co.jp/company/pdf/ir/2021tanshin01.pdf
営業利益率は3.32%。利益進捗率は24.6%と予想通り。
大幅増益は、原料メーカーの設備不具合に起因する回収費用等で前期利益が落ち込んでいた反動か。
6期連続の増配中。予想配当性向は20%台とまだまだ低く、今後も連続増配の余地がありそうです。
【重要な経営指標】
連結ROE。具体的な数値目標は?
【事業等のリスク】
(1)経済情勢および人口動態の変化
⇒主力製品のビスケット・チョコレート商品で関税削減や撤廃と少子高齢化がリスク。
(2)食品の安全性
(3)商品開発および競合性
(4)固定資産の減損
⇒設備投資を継続的のおこなっており固定資産が大きい。
(5)コンプライアンス
(6)天変地異、災害
⇒新潟に生産工場が集中
(7)新型感染症
(8)原材料の調達および価格の変動
(9)販売先の与信管理および構造変化
(10)情報システム障害等
(11)海外での事業展開
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