日産・ホンダ向けメインにプレス加工。自動車部品以外に冷凍車や空調管理の分野も。冷凍コンテナは国内首位。
自動車関連は販売減速で株価も下がるだろうと空売りした途端踏み上げられて 火傷した銘柄です。
配当政策(8期連続増配、安定継続)
安定継続としながら8期連続増配。過去20年以上減配なく増配傾向です。ここ5年で配当が4倍近くなったにもかかわらず配当性向は20%台。
2020.3月期は増配しない会社予想です。業績は不透明ですが、配当性向低いので上方修正で増配の可能性は十分ありえると思います。
主要株主(金融機関)
石井恭平は先代社長で昨年94歳で亡くなっております。奥さんの石井直子もご高齢かと思いますので相続等で売りがでるかもしれません。
5年前に比べて自社株の保有が減っております。売却して投資に回したのでしょうか。
業績(5.3%増収、9.0%減益)
M&Aや海外進出を進めており、売上は右肩あがりで成長しております。
利益については2019.3に減益決算で、2020.3も減益予想。しかし高い営業利益率で推移しています。
セグメントは3つですが主力のプレス関連が7割。うち日産向けが6割です。
日産は業績の下降が目立ってきており同社への影響も懸念されます。
東プレは2021年にインドネシアで工場稼働の予定ですが、先日日産はインドネシア工場での完成車の生産停止を発表しています。
日産及びその他自動車メーカーの不振は今年に入ってから急激に悪くなっていると顧客の話を聞いていて肌で感じます。
指標
財務は悪くはないけど、良くはない印象。
ポジトーク(ノーポジ・Bランク)
優待は100株を1年以上保有した場合に貰える2,000円で計算しました。利回り大変魅力的です。
調子の悪い自動車産業関連・特に不調の日産向けが主力、減益傾向という点が引っ掛かります。積極的に投資を進めている点もあり、財務も盤石というわけではありません。
ただし配当性向は20%台前半で増配余地あり、高営業利益率、高利回りと魅力があり、大きく下落するようなことがあれば購入したいと考えます。
ランク付けした銘柄は以下リンクから