学生向けマンションの施工販売・管理が主力。15年連続4月入居率100%。
祖業の学生旅行企画や就職支援も。
配当政策(連続増配は8期でストップ。配当性向35%?)
2020.5月は記念配3円も込みなので9期連続増配とも取れますが、期待していた増配はなし。
2020.5月期にIRに明記されていた配当性向35%の記載は無くなりました。
業績未定なものの配当は28円維持の会社予定。
主要株主(河合塾・創業家)
2011年に河合塾を運営するKJホールディングスが友好的TOBで筆頭株主となっています。200円程度で買い取って現在750円近いので河合塾には大きな含み益が乗っていますね。
その他創業者社長や役員が上位にランクインしています。
業績(3.2%増収、4.0%減益)
売上は5年で48%増。不動産管理戸数が増え着実に成長しています。
営業利益率は10%超。20%近くある不動産管理会社がある中低い印象を受けます。学生用マンションだとオフィスや都心マンションと比べると低価格帯となるからでしょうか。
3ヵ年中期経営計画の最終年度でしたが経常利益20億は達成も、特損もあり純利益13億は未達。
セグメント毎の利益開示なし。
不動産ソリューションはコロナの影響軽微。
指標
営業CF、投資CFはマイナスが続いており、財務CFはプラス。
教科書的には"企業としての存続が危ぶまれている状態だが資金調達をしていることから事業投資を進めている"とのことです。
IRをみても積極的に資金調達をして物件の仕入れを狙っていることが伺えます。
ポジトーク(3,000株保有)
優待はイベント等で割引が受けられるベネフィットステーション。勤めている会社の福利厚生と被るので現時点では不要です。
連続増配と高配当に釣られて3,000株保有しています。
急成長は見込めませんが、ニッチな分野に強味がある点に期待して保有継続します。
買増しの検討は公表が遅れている3ヵ年計画やコロナの業績をみてから。
ランク付けした監視リストは以下リンクから。