ホイストクレーンメーカー。7割近い海外売上比率。
業績不振で2003年にMBOで非上場化、07年に再上場。
先日取り上げたメック同様、日経ヴェリタスにグローバルニッチトップ企業にあげられていました。
地味スゴ銘柄の輝き 隠れた世界一、長期投資の友 :日本経済新聞
配当政策(2期連続増配、配当性向20%以上)
2017.3月に増配しなかったため増配記録はとまりましたが5年で2.2倍に増えています。配当性向はまだ低く増配余力あり。
主要株主(自社、金融機関)
大量に抱えてる自社株は今後どうするのでしょうか。2位に入っているミサキエンゲージメントは長期投資を目的とする投資会社のようです。その他ノルウェー政府等長期保有で知られる株主がランクインしております。
YKキャピタルは創業家の資産管理会社のようです。
業績(11.0%増収、43.3%減益)
売上はムラがありつつも5年前と比べると大きく成長しています。
*2020.12の時価総額は本記事投稿時点の株価を利用
利益もムラがあり、ここ2年は40%を超える高い成長をしていますが20.3月期は減益予想。利益率は低くありませんが10%には届いていません。
売上が大きいのは日本、米州。今後会社が成長を見込んでいるのが中国。
営業利益率はエリアによって大きな違いがあります。
指標
自己資本比率はは改善傾向にあるものの高くなく、有利子負債も多いですね。
ポジトーク(ノーポジ・Cランク)
財務に多少不安がありますが、高利益体質を目指しておりまだまだ成長性が感じられたのでCランクに。長期保有をする金融機関が安定株主になっているのもプラスにとらえました。
もう少し株価が落ちて配当利回りにうま味がでてくれば購入を再検討したいと思います。
メックと比較するとメックのほうが魅力的に映ります。
ランク付けした監視リストは以下リンクから。