大手外食チェーン。
決算資料:半期毎
決算動画:2020.12月決算より開始
ポジティブ:
・高営業利益率
・好財務
・低い配当性向
ネガティブ:
・無し
【2021年12月期 1Q】
営業利益率:12.16% 利益進捗率:28.49%。
昨年あったコロナウイルスの影響は感じさせず上々の滑り出し。時短営業の影響で店内飲食減少もテイクアウト、ドライブスルー、デリバリーが大きく増加。
【2020年12月期 4Q】
営業利益率:10.85% 前期末会社予想利益達成率:110.92%。
売上平均伸び率5%、営業/経常利益平均伸び率10%、ROE10%以上の中計目標達成。
デリバリー:今後も大きく成長が期待されるポテンシャルの高いマーケット。自社、Uber Eats、出前館との提携。
前年並みの利益と配当の会社予想。
【目標とする経営指標】
ー
【対処すべき課題】
(1)食の安全について
⇒最優先課題
(2)ピープルへの投資について
⇒人材投資拡大
(3)メニュー・バリューについて
⇒お得感のある商品の提供
(4)店舗展開について
⇒新規出店・改装・リビルドを効果的に投資
(5)デジタル・デリバリー・ドライブスルーの拡大について
⇒利便性と非接触型サービスに対応。モバイルオーダーの利便性を高める。
(6)社会貢献活動について
⇒チャリティー、スポーツ、教育支援等
【事業等のリスク】
(1)食品の安全管理について
⇒サプライヤー管理や賠償責任保険等の加入
(2)食品に関する安全性について
⇒サプライヤーや原材料に対する定期監査実施
(3)原材料の価格変動などによるリスクについて
⇒牛肉、ポテトなどの国際商品市況の影響を受ける。多数のサプライヤーと取引維持することでリスク軽減。
(4)為替変動リスクについて
⇒商社を通じた適切な為替予約
(5)競合について
⇒飲酒を目的とした居酒屋スナック及び給食施設を除いた外食マーケットを市場として設定。先進的テクノロジーや経営手法を導入。
(6)法的規制について
⇒飲食店営業許可、各種環境保全に関する法令。
(7)労務管理つついて
⇒2021年より新労務システム導入。効率的な労務管理と法令順守。
(8)物流関連業務の委託について
⇒特定の外部業者と密接な関係を保ちながら見直し改善。
(9)店舗の賃借物件への依存について
⇒本社、事務所、95%以上の店舗を賃借。敷金及び保証金残高が337億円あり回収リスクあり。
(10)デリバリー関連業務の委託について
⇒安定的なデリバリーサービス実施に努める。
(11)情報システムへの依存について
⇒店舗運営、食材仕入れ、配送システムなどの業務を情報システムに依存。監視ツール導入により適切な策を実施。
(12)個人情報保護について
⇒多数の客・従業員の個人情報を管理しており漏洩時のリスク大。
(13)コンプライアンスについて
⇒コンプライアンス委員会を設置。
(14)天才、災害によるリスクについて
(15)新型コロナウイルスの感染症に関するリスク
【設備投資】
2020.12月期:204億円
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