投信格付け会社。
中立性をうたっていますがSBIグループ傘下。
【2021.3月期 2Q】
1Qの減益決算から増益に戻しています。セミナー開催できなかったことによる広告収入減少も、アセットマネジメント事業が増加。
①ファイナンシャル・サービス事業
タブレットアプリの売上増。一方ロボアド・フィンテック単発受注案件減少。セミナー広告収入も減。
②公募追加型投信の信託報酬減少も、2019年12月に子会社とした2社の信託報酬寄与と債券型投資信託増で28%の大幅増収。
【2021.3月期 1Q】
営業利益の減益(8.7%)は2009年以来11年振り。
減益の大きな影響は利益率の高いセミナーが開催できなかったため。
通期増益、12期連続増配を目指すとの強気コメント。
2020.3月期4Qの最悪期と比較すれば増益で最悪期は脱したとの見方。
期待していたセミナー開催がコロナで実施できず。ただしオンラインセミナーの準備を進めており引き合いも多数。8月以降積極展開予定で悲観せず。
傘下のSBIアセットマネジメントは減収。バンガードS&Pの残高伸びるも信託報酬は低い。SBIの地域創成・地域金融機関の運用残高は順調に増加で2兆円突破。
コアビジネスのサブスクモデルの投信販売会社向けタブレットは増収。
444社、92,000ID数を更に増やす目標+運用会社と販売会社を繋げるサービスを追加して、販売会社だけでなく運用会社からもフィーを収受するビジネスを企画中。
現在は顧客へのアドバイス機能が中心だが、今後は顧客情報の連携機能の販売拡張を強化していく意向。まだ5社しか導入していないため拡張余地あり。
モーニングスターのWEBページビュー4,000万と伸びており広告価値が高まっている。その他アプリ、youtube等でメディア価値をあげることに力をいれている。
確定拠出年金運用800万人の市場にアクセスしていきたい。企業向けセミナーはやってみたがリソースも限られ効率悪い。今後は企業の従業員向けにスマホを通じて投資助言をおこなっていく。B to C to E。(料金例:従業員あたり月・数十円)
公募投信はここ数年60兆円付近をうろうろで市場が伸びていない。(100兆のうち40兆は日銀のETF)
地銀が大量償還を迎える円債の投資先は?今の円債は10年でも0.2%。1%はほしい。
外債や株に向かうはずだが、近年銀行は無理な運用で失敗経験あり。金融当局が外部のアドバイス機関利用を推進しており同社には追い風。私募投信の増加は見込める。
今後高い利回りを目指して金、REITや暗号資産等のオルタナティブな資産も運用。
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