米国モーニングスターとソフトバンクの合弁でスタートしましたが、現在はSBIグループ傘下の投資信託格付け会社。2008年に買収した株式新聞は優待特典にもなっています。
配当政策(11期連続増配)
積極的な増配で配当金は10年で7.5倍、5年で2.7倍に。増配ペースに利益が追いつかず配当性向はついに100%を超えてしまいました。
主要株主(SBIグループ、米国モーニングスター)
上位2社で8割近く保有しています。高い配当性向もグループ内に還元されるだけなので大きな問題にはならない認識でいいでしょうか?
業績(13.5%増収、0.8%増収)
3月度決算はコロナ相場の影響をモロに受けましたが、M&Aの効果で売上は増収をキープ。残念ながら株価は5年前と比べて大きな伸びがありません。
利益成長は2018年をピークに停滞気味。
期待されていたウェブセミナーはコロナの影響をモロにうけていますが、今後はウェブでの開催に切り替えるようです。
売上の半分以上はアセットマネジメント事業からです。投資信託の残高により信託報酬が増減するので投資信託市場が盛り上げれば同社の業績も向上します。
19.3月期はセグメント別の利益開示をしていましたが残念ながら非開示に。
指標
以前は無借金でしたが今期20億の短期借入をおこなっています。
2年前に90%あった自己資本比率は71.9%まで低下。
ポジトーク(1000株・Cランク)
優待は株式新聞WEBの無料購読と仮想通貨XRP。どちらも欲しくて1000株保有しています。株式新聞では素人ではなかなか見つけられないマニアックな銘柄の考察をしておりよく読んでいます。
配当性向が高いこともあり利回り4%近い高配当銘柄です。業績が少しでも伸びれば連続増配、悪化すれば流石に減配といったところでしょうか。
投資する人が増え投資信託を保有する人が増えれば同社業績も伸びていくはずですが、
急に増える感じではなさそうです。(個人的感想)
長期的には保有しておきたいと思いますが、株価に勢いがなく買い増しは微妙です。
ランク付けした監視リストは以下リンクから。