全国でコインパーキングの管理・運営。会長兼社長の経歴は野村證券⇒ゴールドマン・サックス⇒38歳で起業。
新卒採用の会長メッセージをみると野村マンとして鍛えられた様子が読み取れます。
ノルマ証券怖いよー
配当方針(7期連続増配)
2018.9月は普通配当45円+売却益による特別配当5円で連続増配とカウントしない考え方もありますが、連続増配としました。
主要株主(日生ビルド工業・創業者一族)
日生ビルド工業(旧1916)はプレハブ建築や立体駐車場を製造する金沢の企業で現在は持ち株会社化として設立させたスペースバリューホールディングス(1448)にぶら下がっている形をとっています。
日生ビルドは定期的に買い増ししてますが、これは敵対的なのか友好的な資本提携なのか。敵対的だとするとパラカは防衛のため株価を上げる手段をとってくるかと思いますので、個人としても買いのチャンスでしょうか。注目していきたいと思います。
現在内藤姓は役員におらず、残念ながらオーナー色はなくなっていきそうです。
業績(7.7%増収、27.2%増益)
物件の売却益があったため大幅増益ですが、営業利益は10.4%の減益です。立地のよい賃貸物件で解約が進んだためとあります。立地がよいと高収益な半面、駐車場からホテルやマンションにされてしまうというリスクが大きくなるようです。
売上は伸び続けているものの、営業利益は小休止。
2019年9月期3Q時点での進捗は
3.0%増収、営業利益4.8%増、純利益は特別利益の反動で32.3%減です。
単一セグメントですが賃貸・保有・他で売上別に数字が公表されています。
創業者で社長兼会長の内藤氏ですが、一度退任した後復帰をしているようです。
おそらく創業者のリーダーシップで成長してきた部分が多いと思いますので、正式に退任した後どうなるかというところに小さくないリスクを感じます。現在63歳。
指標
自己資本率をあげつつ、自社保有駐車場に投資を進めています。
事業用の土地は簿価で210億程。
ポジトーク(ノーポジ・Aランク)
優待は2,000円のクオカード。優待込みで3%超えです。
以下理由でAランクにしました。
・高営業利益率
・成長中の小型株
・高配当
・買収防衛中?
Aランクが増えてきてしまったので比較整理しないといけませんね。
ランク付けのリストは以下リンクから。