有料老人ホームや在宅介護サービスが主力。海外展開、福祉事業、リゾート事業も手掛ける。
配当政策(安定配当)
2018及び2019年度は赤字でした。便宜的に配当性向は100%としています。
赤字でも配当を続けており、2020.10月期も8円維持との会社予想を出しています。
主要株主(創業者・役員)
遠藤正一は役員、北村政美は会長です。5年前に比べてどちらも少々株を手放しているようです。
関西アーバン銀行は2019.4月の合併で社名がなくなってたんですね。知りませんでした。
業績(2.8%増収、2期連続の赤字)
売上は増えていますが、株価は下落傾向。株主の持ち物である純資産も減少傾向です。
*2020.10(予)の時価総額は本記事投稿時点の株価を利用
2期連続の赤字です。赤字はよくありません。
経常利益は辛うじて黒字ですが減損やら和解金やらの特損を出しています。
主力のホーム介護は赤字、在宅介護は利益率わずか0.8%で厳しいですね。
高齢者は増えていますが異業種からの参入が相次いでおり競争は激しいようです。
力をいれているリゾート事業もコロナの影響を受けるでしょう。
指標
業績悪化中な上に財務もよろしくありません。赤字なのに配当や優待を出している場合ではなさそうです。
ポジトーク(ノーポジ・財務安全性注意)
株主優待は同社施設の利用券に同社で製造する食品。
(同社IRサイトより)
株価の下落により配当利回りが2%後半まで高くなってきていますが、予定の8円配があるかは怪しいなと感じます。
業績が悪い中コロナの騒動でリゾート事業の収益悪化や、介護事業で感染拡大リスクがある中、手が出せない銘柄です。財務安全性注意というカテゴリを新規に作成しました。
ランク付けした監視リストは以下リンクから。