粗鋼生産量国内首位の鉄鋼メーカー。世界ではアルセロール・ミッタル、中国宝武鋼鉄集団に次ぐ3位。
【2021年3月期 3Q】
https://www.nipponsteel.com/ir/library/pdf/20210205_400.pdf
赤字額大幅縮小。1株当たりの赤字は-207円から-134円に。
併せて上方修正。通期予想を一株当たり-130円に。修正理由は鋼材価格の改善。
ただ3Qで-134円なので保守的に見えます。合理的な予想だとしたら先行き不安です。
https://www.nipponsteel.com/ir/library/pdf/20210205_300.pdf
通期赤字であるものの10円の復配。2年前の19.3月期には80円配であったことを考えると寂しいですね。
【2021年3月期 2Q】
https://www.nipponsteel.com/ir/library/pdf/20201106_300.pdf
事業利益は1Q予想の1500億円赤字予想から1065億円に上振れ。通期予想も1200億の赤字から600億と赤字幅縮小の予想。
下期で465億の黒字を見込む。
減価償却費を定率法から定額法へと基準の変更をおこなっており、事業利益・営業利益・税引き前利益が228億押し上げられている会計上のお化粧もおこなわれております。
減産措置の解除で粗鋼生産量は1,464万t(上期)から1,810万t(下期)まで回復想定。
【2021年3月期 1Q】
https://www.nipponsteel.com/ir/library/pdf/20200804_300.pdf
赤字スタート。
2Qは赤字拡大との会社予想。上期をボトムに下記は製造業を中心に回復する見込み(だたしコロナ前に対しては低位)
下記は事業利益300億低度の黒字化の見通し。
【2020年3月期 4Q】
https://www.nipponsteel.com/ir/library/pdf/20200508_300.pdf
減収、赤字転落。
IFRSの理解が浅いですが、事業利益が日本基準でいう営業利益?
3,000億近い減損がIFRSの営業利益に含まれているという理解でよいでしょうか。いずれにせよ大赤字。
来季の業績・配当予想はともに無し。基本方針は配当性向30%程度。
「原料市況高・鋼材市況安」と例をみない厳しい経営環境。
国内で生産の休止・集約化を図るとともに、今後需要が見込めるインドに投資。
水素ステーション向けステンレス等の素材開発。
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