www.renzokuzouhai.com人工関節と骨接合材料の専門商社。米国に製造子会社あり自社製品拡大。
【2022年3月期 3Q決算】
https://www.jmdm.co.jp/wp/wp-content/uploads/50_3kt.pdf
営業利益率:14.24% 利益進捗率:90.80%
引き続きコロナの影響受けるも事業環境改善。
日本セグメント:売上87億 営業利益率14.1%
米国セグメント:売上79億 営業利益率8.9%
【三井化学と資本提携】
https://www.jmdm.co.jp/wp/wp-content/uploads/211207%E2%91%A1.pdf
三井化学が日本特殊陶業が保有する全株式を引き受け。
伊藤忠⇒日本特殊陶業⇒三井化学と親会社が変わります。
①三井化学グループが有するヘルスケア分野の開発製造機能を活用
②MDMが有する医療機器分野における薬事・販売ネットワーク活用
③事業開発及び海外事業の拡大促進。
前親会社とは一見協業効果が薄いように感じていたので歓迎すべき変化に感じます。
【2022年3月期 2Q】
https://www.jmdm.co.jp/wp/wp-content/uploads/50_2kt.pdf
営業利益率:11.94%。利益達成率:55.74%
日本は症例数回復も米国はコロナ再拡大でコロナ前の業績届かず。
上半期売上は過去最高。
日本セグメント:売上54億 営業利益率12.2%
米国セグメント:売上52億 営業利益率8.12%
【中期的な会社の経営戦略】
①海外ビジネスの拡大
米国において販売体制強化と人工関節分野における新製品導入等により2桁成長目指す。
中国において合弁企業を設立し米国からの輸入販売と現地製造販売を目指す。
オーストラリアにおいて、米国からの輸入販売開始。
②開発・調達力の強化
③人材・組織の専門性強化
④デジタル化の推進
【事業等のリスク】
①仕入れに関するリスク
⇒部材調達の多様化や自社製造比率を高める対策をおこなっている。
②販売に関するリスク
行政施策の影響を受ける可能性。
③研究開発に関するリスク
開発期間中に開発中止、薬事承認が計画通り行われない可能性あり。
④訴訟に関するリスク
⑤為替変動に関するリスク
子会社からUSドル建てで仕入れしており為替変動リスクあり。
⇒為替予約方針を定め、リスク低減に努める。
⑥新型コロナウイルス感染症に係る事業等のリスク
緊急を要さない手術延期により損益及び財務状態に影響を及ぼすリスクあり。サプライチェーンも影響を受ける可能性。
⑦その他のリスク
大規模災害による活動の停滞、情報セキュリティ問題によるITの停止、金利の変動、取引先の経営悪化などに起因する貸倒等。
【研究開発費】
日本では整形外科分野における工具の改良・新機能開発。
米国子会社では骨接合材料、人工関節、脊椎固定器具など整形外科分野の製品開発。
2021.3月: 4.6億 (日本0.4億、米国4.2億)
【設備投資】
2021.3月期:14億 (うち医療工具取得が11億)
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