食用油脂大手。業務用チョコレート、マーガリンの他大豆加工素材事業も。
決算資料:4半期毎(質疑応答)
決算動画:半期毎
ポジティブ:
・大豆事業が成長中。今後期待できる人口肉銘柄。
ネガティブ:
・ブラジル事業の為替リスク。
【2021年3月期 3Q】
営業利益率4.95%。利益進捗率86.14%。
https://www.fujioilholdings.com/pdf/ir/library/accounts/210205.pdf
植物性油脂:国内菓子向け好調、海外は中国を除く地域でコロナの影響大で減収。1Qと比べて回復傾向。
業務用チョコレート:インバウンド・旅行者向けと海外ロックダウンの影響大で減収。1Qと比べると回復傾向。
乳化・発酵素材:減収も回復基調。
大豆加工素材:欧州における新規拠点建設での経費増加もあり減益。
【2021年3月期 2Q】
https://www.fujioilholdings.com/pdf/ir/library/accounts/201106.pdf
営業利益率4.25%。利益進捗43.18%。
https://www.nikkei.com/nkd/disclosure/tdnr/clbt2a/
通期業績下方修正と減配予想発表。コロナの影響は21.2Qまでと見込んでいたものの年度末まで影響拡大したため。
なお、20年11月の発表ですがひどいことに21年4月時点で、同社HPの適宜開示ページでリンクの貼り間違いがあります。(クリックすると別の資料が表示されます)指摘があればすぐに修正されるはずですが、社内や投資家の関心が薄いのでしょうか。
【2021年3月期 1Q】
https://www.fujioilholdings.com/pdf/ir/library/accounts/200805.pdf
営業利益率5.15%。利益進捗率は16.75%。
植物性油脂:国内は巣籠需要により家庭用食品増も、欧州は年封鎖等で減少。
業務用チョコレート:インバウンドや国内旅行者の減少に伴い土産物向け市場が急減。ブラジルで年封鎖により大幅減。利益面ではBlommer Chocolate Company の先物評価益計上があり大幅増益。
乳化・発酵素材:外食向け大幅減。
大豆加工素材事業:前年度に子会社売却があり減収も利益は増益。
【重要な経営指標】
有価証券報告書ではROEが重要な経営指標とだけ記載。
*同社有価証券報告書より
https://www.fujioilholdings.com/pdf/ir/library/negotiable/92th_4.pdf
【研究開発活動】
植物性油脂と大豆を基礎とする新しい機能を持つ食品素材の開発。
2020.3月期:52億円。
【事業等のリスク】
(1)原料相場の変動リスク
⇒拠点間の相互補完、適切なヘッジ取引。
(2)財務・税務に関するリスク
(3)法規制やコンプライアンスに関するリスク
(4)グループ会社の経営リスク
⇒のれんや固定資産の減損リスク。
(5)食品の安全性に関するリスク
(6)サプライチェーンに関するリスク
⇒主要原料を確保できなくなるリスクや環境・人権問題が発生するリスク
(7)災害・事故に関するリスク
(8)情報システム・セキュリティに関するリスク
(9)人材の確保・育成に関するリスク
(10)ビジネスの転換・変革に関するリスク
(11)環境問題に関するリスク
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