タイヤシェア世界首位。
データを活かしたソリューション事業等非製造業事業も強化。
配当政策(総還元性向40%目安)
高配当利回りの連続増配銘柄の代表格でしたが自動車市況の影響を受け大幅減配。
2020.12月期は赤字。便宜上配当性向100%としています。
主要株主(創業家資産管理会社)
2020年に社長に石橋氏が就任し大政奉還と思いきや創業家とは親戚関係にないとのこと。永坂産業は創業家の不動産管理会社。
創業家で大株主の石橋寛氏は2100万株所有。年間配当は税引き前で27億円。
業績(14.6%減収、黒字転換)
2020.12月期からIFRS採用。
利益率が下がり続けているのが非常に気になります。
安い中国メーカーに押されて値下げ圧力があるのでしょうか。
セグメントはエリア別。米州が稼ぎ頭。
https://www.bridgestone.co.jp/ir/library/result/pdf/R2_4_4.pdf
以前はタイヤとその他自動車や化学品というセグメントで、タイヤ以外の多角化を掲げていましたが方針転換し事業の整理もおこなっているようです。
指標
時価3.5兆円の大型株。指標面では割安に見えます。
ポジトーク(Cランク)
一時は5%以上あった配当利回りも減配と株価上昇で2%台に。
EV化でもタイヤはなくなりませんし低燃費等高付加価値の分野に期待したいですが、利益率が下がっており中長期で価格競争に巻き込まれそうな点でCランクとしました。
高付加価値分野やMaaS等での成長に期待。