メーカー、解体業者、自動車ディーラー等から産業廃棄物を仕入れてリサイクル販売。中古車販売も。
リチウムイオン2次電池リサイクルや廃プラスチック活用の新素材等の新規事業。CDP環境戦略コンサルティングサービスも。
配当政策(配当性向20-30%、最低10円以上)
業績連動型。最低10円配の方針を出しています。
主要株主(金融機関)
佐野富和社長が2代目のオーナー企業。筆頭株主のウィンデライトは佐野社長の資産管理会社。ユー・エス・エスは東証1部上場の(4732)中古車販売会社。
業績(6.8%減収、23.5%減益)
売上はここ数年減少傾向。鉄・非鉄の市況に左右されそうです。株価は堅調。
2018年6月期をピークに右肩下がり。2021.6月の来季予想も奮いません。
営業利益率は低い印象。
売上の半分は海外セグメント。ベトナム事業が好調です。調整額考慮前で営業利益率が高めにでているだけに、中古自動車事業の利益率の低さが目立ちます。
指標
財務は大きな問題なく、PBR1倍以下のバリュー株。
ポジトーク(ノーポジ・Cランク)
優待は200株所有で2,000円のクオカード。1年以上の継続保有の条件あり。
【ポジティブ】
・苦労して会社を大きくしたオーナー社長。
・IR資料もきちんと公開して株主や株価を意識していそう
・今後注目される可能性がありそうなリサイクル関連事業
・新規事業に積極的に投資している
【ネガティブ】
・鉄及び非鉄市況に左右される体質
・低い営業利益率
積極的な事業投資や償却費用のため営業利益率が低くなっており、あまり積極的に買いたいと思いませんが、会社を大きくしたオーナー社長の手腕に期待して投資するのも面白いのかなと感じています。
IRで事業の振り返りと今後の見通しをきちんと公表している点は高評価。
ランク付けした監視リストは以下リンクから。