缶コーヒーが主力の飲料メーカー。子会社にフルーツゼリーのたらみや栄養ドリンクOEM製造の大同薬品工業。医薬品事業にも乗り出したところです。
髙松一族による同族経営です。
配当政策(安定配当)
食品メーカーに多い安定配当+自社製品の優待のパターン。
2021.1月期は業績の悪化を見込んでおり予想配当性向が70%を超えております。
主要株主(創業家)
上位3社も髙松家の関連会社と思われますので髙松一族で40%以上は握っている模様です。
業績(1.9%減収、53.9%減益)
縮小する日本市場が主戦場の中、売上は5年で13%増。海外事業やたらみの食品事業で売上を維持しています。
営業利益率は低く、改善が必要です。
たらみの食品事業は好調ですが、売り上げの大部分を占める国内飲料事業の苦戦が目立ちます。
2030年に向けた経営計画で国内飲料6%、海外事業5%、非飲料系事業10%の営業利益率にすると野心的な目標を立てています。
指標
自己資本比率は高いですが、借金やのれん等の無形資産が大きいのは小さくないリスクに感じます。
ポジトーク(ノーポジ・Dランク)
株主優待は自社製品の他、1株保有から優待価格での自社製品販売をおこなっており、株主優待に力をいれています。
DyDoの株主のメリット|個人投資家の皆様へ|ダイドーグループホールディングス
低い成長性と営業利益のためDランクとします。
ランク付けした監視リストは以下リンクから。