QBBブランドでお馴染みの六甲バター。創業以来バターを作ったことはありません。
チーズ以外ではナッツとチョコを手掛けており、スイスのチョコレートメーカーLinzの販売代理店です。
よくLinz乞食しており、お世話になっております。(店舗入るときに無料で1個貰うやつ)
配当政策(減配)
低い配当性向できておりましたが、業績悪化に伴い5円減配。2020.12月期の見通しもあまり明るくありません。
主要株主(三菱商事)
会長と副社長が創業の塚本家からでておりますが、持分少なくオーナー企業と言えるのかどうか。一応オーナー経営タグをつけました。
三菱商事は1971年から同社の販売代理店になっており、輸入等でも古くから付き合いがあります。2018年には合弁でインドネシアに海外初となるチーズ工場を稼働させています。
業績(2.4%増収、66.6%減益)
国内市場を主戦場としている中でじわじわ増収。5年で30%の伸び。
純資産は50%、株価は54%伸びてます。
2016年12月期は営業利益率11%を達成し過去最高益も、その後不調です。2019.12月期は神戸新工場の償却が重いとの理由でした。
売上の95%はチーズ、残りでナッツやチョコレートのLinz関係となっておりほぼチーズ専業。国内チーズシェア2位の規模です。
家庭用8割、業務用2割とのことでコロナの影響は大きくは受けていないようです。
指標
財務はあまりよくないですね。ここ数年の積極投資で手元資金も減っています。
ポジトーク(ノーポジ・Dランク)
優待は3,000円の自社製品。1,000株(約160万円)からというのがなかなか厳しいです。
国内外で投資をおこなっており、今後の成長に期待ですね。人口減の国内は大きな伸びは見込めないでしょうし、海外戦略次第か。三菱商事は頼もしいパートナーとなりそうです。
最終製品を海外で売るのは中々ハードルが高いと思いますのでDランクとしました。
ランク付けした監視リストは以下リンクから。