ウイルス対策ソフトのウイルスバスターで国内首位、世界3位。
台湾人創業者が米国で設立、その後日本に本社を移した異色の企業です。
配当政策(配当性向70%目途)
配当性向70%と高い還元率。近年は80%を超えています。業績に応じて増減。
会社の配当予想は出しておらず、2020.12月は四季報予想を採用。
主要株主(金融機関)
日銀・年金がたくさん買っていそうです。創業者のチャンミンジャンは3.8%保有。
持分を減らしているトゥルーウェイカンパニーはどんな会社かわかりませんでした。創業者の資産管理会社でしょうか??
業績(3.0%増収、1.3%減益)
売上は着実に右肩あがり。高い配当性向にも関わらず純資産も積み上げています。
20%超の高い営業利益ですが、年々下がっているのが気になります。
個人向けが25%、企業向けが75%。
海外売上比率は60%と高く、為替に大きく影響されます。現在の想定為替レートは1ドル109円、1ユーロ118円。
(同社IRより)
指標
無借金経営。現金もたっぷりあり財務面は堅そうです。
ポジトーク(ノーポジ・Dランク)
財務面では問題ありませんが、営業利益率が下がり続けているところが気になります。
ウイルス対策ソフトの世界シェアの上位には無料ソフトが並んでいます。無料化の流れが進めば大きな痛手となりそうです。厳しめにDランクにしました。
私も安心のため同社のソフトを入れていますが、無料ソフトでもよかったのかな。
ランク付けした監視リストは以下リンクから。