ベッドが足りなくなると聞いて取り上げてみました。
医療費削減のためベッド数を抑える傾向にありましたが、コロナでそんなことは言っていられない状況になりそうです。
単純にベッド数の問題ではないのは承知ですが、需要が減ることもないし思惑買いもあるか??
配当政策(配当性向30%基準)
増配傾向で配当金は5年で2倍に。目安としている配当性向30%を超える水準となってしまいましたので増配はあまり見込めなそう。
40%-50%まで基準をあげる企業も多いですが今後どうするか。
主要株主(創業家)
上位に位置するシートック・レッジウッド・ニウヴァーレは全て木村家の資産管理会社。同族企業です。
業績(3.7%増収、19.9%減益)
売上の成長は鈍っていますが純資産は順調に積み上げています。
*2020.3(予)の時価総額は本記事投稿時点の株価を利用
競争が激しい業界で高利益率をキープしています。競争力のある高付加価値品が充実しているということでしょうか。
品目をみると半数がベッドとなっております。売上としては小さいですがレンタルの伸びが目立ちます。
(2019.3 決算短信より)
指標
好財務。長期で持つには財務状態が大事ですよね。
ポジトーク(ノーポジ・Dランク)
優待はクオカード。100株1,000円で優待利回り計算しました。
好財務で高い営業利益があり、増配も定期的におこなっていますが成長性が低いので厳しめにDランクとしました。
医療用ベッドとする高齢者は今後増えますが、日本の病院向けは既に市場が飽和しているそうです。今後有望なのはレンタルと中国か。
短期的にはコロナの影響での思惑買いを狙い、ある程度保有するかもしれません。持っていても財務的に安心な株なので、上がらなかったとしてもそのときはそのときで長期保有も検討していいかも。
ランク付けした監視リストは以下リンクから。