タイヤ世界一、世界シェア14.5%。
2位はミシュランでシェア14.0%。国内2位の住友ゴムは世界シェア4.0%。
売上・利益の半分は北米事業から。中国等新興市場が拡大。
タイヤビジネスは新車向けは薄利で、交換用で稼ぐそうです。
配当政策(連続増配ストップ、配当性向20%-40%)
9年連続続けていた増配をやめました。配当金額は9年前の10倍に。
主要株主(創業家、金融機関)
創業家の石橋家が筆頭株主。執行役員に石橋姓がおりますが将来的に社長になるのでしょうか。永坂産業も創業家の資産管理会社。
石橋寛元会長の2.9%の持分だけで、年会配当は33.6億円です。どう使うのでしょうか。オーナーとしてもはや増配する意味はなさそう・・・。
業績(3.4%減収、0.3%増益)
売上は近年横ばいかやや減収気味。自動車業界は減速気味ですし今後しばらく厳しいかもしれませんね。
*2020.12(予)の時価総額は本記事投稿時点の株価を利用
営業利益は下降気味も10%前後と高い水準。競合激しい業界で競争力がある証拠でしょうか。
タイヤが稼いでおりおますが、それ以外の事業は利益がでていません。
多角化部門改革の内容については言及が見当たりませんでした。
指標
コロナショックの下落でPBRが1を割りました。財務は堅固という感じではありませんがお金の流れは問題なさそうです。
ポジトーク(ノーポジ・Dランク)
5%の高配当と高い営業利益は魅力ですが、自動車業界の先行きが怪しいことと少ない自己資金のうちは高配当投資より業績が成長する銘柄に投資したいと思っているため、厳しめにDランクにしました。
ランク付けした監視リストは以下リンクから。