旧日本アスベスト。
現在は耐熱技術や流体の流れを断つシール材を展開。
以前主力株として保有しており、20%程度の上昇で利確したあとグングン株価があがっていき悔しい思いをした銘柄です。当時買ったころの水準まで株価が落ち着いてきたので再確認。
配当政策(11期連続増配、配当性向25%-35%)
11期連続増配、配当金は5年で2倍以上になっています。
35%に拘る会社は多くないと思っているので増配余地はまだまだあると感じます。
主要株主(金融機関、持株会等)
長期投資で知られるノルウェー政府が持分を減らしています。
現在は1.75%で11位と有報のランク外。100万株程保有しているようですが、今後も売るようですと下げ圧力にはなりそうです。
業績(9.1%増収、6.0%増益)
売上、純資産を順調に伸ばしています。
*2020.3(予)の時価総額は本記事投稿時点の株価を利用
営業利益は10%越えとメーカーとして合格点ではないでしょうか。
建材以外は高利益率。複数の事業をもっているのは強みかと思います。これからも伸びそうな環境関連事業の工業製品も魅力的です。
しかしその他は景気敏感なセグメントであることに注意が必要かと思います。
自動車の減速は明白ですし、不動産向け建材もこの先不透明な状況です。
指標
財務は問題なさそうです。自己資本率や財務の考え方を丁寧に決算資料に載せており、気を使っていることがうかがえます。
*同社決算説明資料より
ポジトーク(ノーポジ・Bランク)
文句なしの高配当。高営業利益率で業績も成長中。
懸念は景気に左右される商材の扱いが多いこと。厳しめにBにしておきます。
ランク付けした監視リストは以下リンクから。