前記事大幸薬品に続き、コロナウイルスによるテーマ銘柄。
ガーゼや脱脂綿、 包帯などの医療用衛生材料で最大手の商社で自社製品も。
年初は450円近辺だった株価は1,391円と約3倍に
配当政策(不明)
赤字無配転落の時期も。利益水準は高くありませんが復配・増配するあたり、配当には積極的な姿勢を感じます。
*無配、赤字の場合便宜上配当性向100%としています
主要株主(エア・ウォーター社)
2016年に産業ガス大手のエア・ウォーター社のTOBに応じ子会社化。
業績(1.5%増収、52.3%減益)
厳しい競争や少子化の影響で、売上がジリジリと減っております。
中国でマスクを製造している子会社があり、コロナ関連銘柄として株価が急騰しています。
医療用マスク最大手ということですが、今回の騒動でうまく稼げるのでしょうか。
*2020.3月期時価総額は2019.1月株価にて計算
中々に厳しい利益水準。利益率は0.1-0.4%程度で推移しています。
セグメントは以下2つ。
卸業の売上が65%。製造事業は赤字。同社はセグメント別に経常利益を公表しております。
口腔ケア製品マウスウオッシュは私もよく購入しますがドラッグストアで同社の製品は見かけたことありません。
指標
親会社がしっかりしていそうなので急に倒産するリスクは少ないと思いますが危ない財務内容で、とても買えないです。
ポジトーク(ノーポジ・Dランク)
売上が下がっていく中で稼ぐ力も弱く、財務内容も危ないのでDランクとします。
営業利益率をみると、今後マスクが爆発的に売れたとしても業績への寄与はそこまで大きいものじゃないような気もします。
ランク付けした監視リストは以下リンクから。