整腸剤の正露丸とクレベリンが2本柱。
新型コロナウイルスの流行でここ数日急騰。
オーナー企業、堅い財務とクレベリンによる成長性を期待して以前保有しておりましたが連続増配に積極的でなさそうだったので早々に手放してしまいました。悔やまれる。
配当政策(4期連続増配、普通配当+業績に応じ当区別配当)
あまり見慣れない配当政策です。2019.3は普通25円+特別10円の35円。2020.3普通30円としておりますが特別配当がつきそうな雰囲気があります。
主要株主(創業者一族、金融機関)
5年前と比較して、金融機関のランクインが目立ちます。2社で20%超。
また2016年にアースと業務提携を開始し、同社が株主となっています。
業績(10.1%増収、29.3%増益)
売上は5年前から大きな変化はありませんが純資産は右肩あがりで増加。
2020.1月に新型コロナの影響で株価が高騰。
*2020.3月期時価総額は2019.1月株価にて計算
正露丸、クレベリンと競争力のある製品を所有しており利益率が高いですね。
クレベリンの売上がインフルエンザの流行の程度により左右されています。
セグメントは以下3つ。
正露丸は順調に販売を伸ばしているようです。漢方の国だと特有のにおいも大丈夫そうですね。欧米では売れなそう・・・。
今クレベリンを中国に投入したらすぐに売り切れそうですね。
クレベリンはマーケティングに力をいれており、妊婦・受験生とその家族にターゲットを明確に絞っているようです。良いマーケティングだと感じます。
(抜粋:同社決算説明資料)
指標
強固な財務。ここ数日の急騰を受けてもPBRは1倍以下。
ポジトーク(ノーポジ・Bランク)
強固な財務、高利益率、増配余力のある配当性向が魅力です。
今はコロナウイルスでテーマ化して高騰しておりますが、値動きが落ち着いたらPFにいれてみたいと思います。
ランク付けした監視リストは以下リンクから。