製菓メーカー売上5位。
チョコレート、ビスケット、キャラメル他、ココアやアイス等幅広く展開。ウイダーinゼリーも同社のブランド。
前記事で森永乳業を取り上げたので兄弟会社の同社も調べてみました。
配当政策(4期連続増配、安定配当)
長らく安定配当でしたが、近年利益の伸びとともに連続増配をおこなっております。まだまだ配当性向低く、増配が続く可能性は高そうです。
主要株主(金融機関)
阿部明恵夫人の出、創業家の森永家が役員からいなくなっております。同族企業ではなくなってしまっているようです。
業績(0.2%増収、24.6%増益)
7億円の固定資産の売却益あり大幅増益。営業利益も過去最高益。
*2020.3月期時価総額は2019.12月株価にて計算
低い利益率がみるみる改善し10%の大台にのりました。素晴らしいですね。
セグメント分けはほとんどが食品製造事業セグメントなのど紹介割愛します。
海外売上比率は5.7%と高いとはいえません。ハイチュウを軸に米国・アジアを攻めているようですが苦戦しているようです。インドネシアでは合弁を解消し撤退。
指標
堅い財務とは言えませんね。
ポジトーク(ノーポジ・Cランク)
営業利益率を2%台から10%台にもってきたことは非常にポジティブなことだと思います。
今後ハイチュウでどれだけ海外を伸ばせるかですがハードルが高いように感じ、評価はCランクとします。
inゼリー系をアジアで生産・販売してくれれば海外出張が多い身としてはありがたいのですが。
ランク付けした監視リストは以下リンクから。