マウンター世界トップ4の一角。
マウンターとは電子部品をプリント基板に配置する装置で、日本企業の得意分野のようです。その他世界大手はパナソニック、FUJI、シーメンス(独)、ヤマハ発動機。
中国・東南アジアに工場が移管されてもこの装置を日本から輸入しないと生産できない品目も多そうです。海外売上比率は88%に。
配当政策(3期連続増配、安定配当)
配当性向は近年30-40%前後で推移。19.3期は記念配当10円込みです。増配余地はありますが、20.3月以降の連続増配は微妙。
主要株主(金融機関)
複数の金融機関がランクインしています。残念ながらオーナー企業ではありません。
業績(7.6%増収、3.8%減益)
営業利益は微増も減益決算。2015年、2018年と急激に売上、利益を伸ばしています。
高い利益率ですが、来季予想の大幅減が気になるところ。買収によるのれんの償却が重そうです。
*2020.3月期の時価総額には2019.12月末株価を利用
セグメントは以下二つ。
利益率が高いですね。どちらも東南アジア向けが伸びています。マシンツールは売上の30%程度がトヨタグループ向け。
2018年には半導体製造装置会社のFFT社を218億円かけて買収。成長のための投資もしています。
指標
高い自己資本率があり営業CFも恒常的に黒字で財務的に問題なさそうです。
2018年に大型買収をしたことでのれんが大幅に増え、現金が減ってます。
ポジトーク(ノーポジ・Bランク)
利回りは2%に届かない水準ですが以下基準でBランクとしました。
・高い営業利益率
・日本の得意分野、高いシェア
・半導体関連銘柄をPFに加えたい
・PFに足りない大型株
値動きが荒いので下がってくれたら是非とも拾いたいです。
(19.6月に1,157の安値をつけています)
ランク付けした銘柄は以下リンクから