ボイラーとごみ焼却プラント等の環境技術メーカー。バイオマス発電プラントで高シェア。
前回ボイラー最大手の三浦工業を取り上げたので関連企業の同社も。
配当政策(8期連続増配)
2009年に無配に転落、2012年に復配以降、8期連続増配。配当基準については何も言及ありません。配当や株主を重視するという文言もなし。
配当性向20%台なのでこのままの利益水準でも増配余地はあると思われます。
主要株主(金融機関)
創業者の田熊常吉は1930年に昭和天皇より宮中賜餐の栄を受けた十大発明家の一人です。同族経営はしていません。
5年前と比べると外資系の金融機関が入れ替わっています。
業績(3.2%増収、12.8%増益)
売上は順調に伸びています。利益は増えたり減ったり。利益率はなかなかの水準。
安定的に経常利益100億円をあげるというのが経営目標としています。
セグメントは4つ。三浦工業とは違いメンテナンスをセグメント分けておりません。
海外展開はプラントの案件次第で売上大きく上下しますがまだまだ小規模。伸びしろがあるとみるか、出遅れているとみるか。出遅れかな・・・。
祖業はボイラ(民生熱エネルギー事業)ですが今はプラントがメインとなっていますね。
指標
特段割安というわけではありませんが、好財務。お金には困っていません。
ポジトーク(ノーポジ・Dランク)
高い利益率と低い配当性向が魅力ですが三浦工業と比べると魅力は落ちると感じDランクにしました。1~2年等比較的短い期間で保有するのはありかも?
当時と企業体質違うかもしれませんがリーマンショック前後では3期連続赤字で無配転落。100億円近い赤字もだしています。プラントは当たればでかいのでしょうが業績の波が激しそうです。
ランク付けした銘柄は以下リンクから