業務用調味料で国内首位。有名チェーンへダシ提供。
政策保有株をみると王将、トリドール、ハイディ日高、幸楽苑、ワタミ、力の源ホールディングス(一風堂)、リンガーハット、ハウス、グリコ等々。
食のインテルと呼ばれ、程食品メーカー・外食・惣菜産業を支える存在。
配当政策(2期連続増配・記載なし)
連続増配株ではありませんが、過去20年程は減配した形跡が見当たらず、業績の伸びもあり長期的にみて増配を続けています。
配当性向も30%程度なので今後も減配なく、増配が期待できそうです。
主要株主(創業家)
創業者の岡田甲子男氏は2016年に82歳で引退するも特別相談役として残っております。
ジャパンフードビジネス社も岡田氏の資産管理会社です。
しかし現役員に岡田姓はおらず、今後同族色はなくなってしまいそうです。
日経電子版の報道によると同社を急成長させたのは岡田相談役の「舌」と言われ、口にしたどんなスープでも再現し、調味料の開発・製造に生かしてきたとのこと。
業績(4.1%増収、105.9%増益)
米国子会社の売却益133億で大幅増益。
単一セグメント。利益率は食品メーカーとしては驚異の20%越え。
米国事業の売却ですが、アマゾンがホールフーズを買収して以降米国食品市場の競争が劇的に厳しくなったそうです。
米国を切って、中国・アセアンに集中するという思い切った戦略をとりました。
サラリーマン社長ではなかなかできない決断かと思いますが創業者特別相談役の強力な意見もあったのでしょうか。
今後3年間で中国、欧州、日本で100億超の設備投資を計画しているとのことでその資金は確保したことになります。
指標
高財務で無借金。PBRから割高感あり。
ポジトーク(ノーポジ・Dランク)
優待は1,000株保有で3,000相当の食品を年2回。
超優良企業で値上がり期待はですが、配当利回りが低く購入できる水準ではありません。
会社の株を買うのはその会社から配当を得るため・・・との考えに最近なってきているので利回りは重視します。(将来的に期待できる利回りも含め)
値上がり期待の株購入はある程度資産を築いて、配当によるCFが向上してからのつもりです。
ランク付けした銘柄は以下リンクから