オペレーティングリース商品で成長。多角化推進中。
高成長、高配当で人気の銘柄。しかしオペレーティングリースの内容がよくわかりません。
ネットで検索したところ以下サイトが丁寧に説明しております。全てを理解したわけではありませんが、Q&Aががわかりやすく説明してくれています。
オペレーティングリースとは?「日本型オペレーティングリース」の仕組み・使い方・メリット | 富裕層向け資産防衛メディア | 幻冬舎ゴールドオンライン
匿名組合出資による「日本型オペレーティングリース」の主な対象物件は航空機、船舶、コンテナ。まさにFPGの主力商品です。
配当政策(9期連続増配、DOE15%以上)
配当性向50%近くで推移。持続的な増配を目指すとしています。
自己資本配当率(DOE)は配当性向とROEの掛け算で算出できますが、
同社はROE30%維持を目標としておりますので
15% = 配当性向 50% x ROE30% という式になりますね。
主要株主(創業者一族)
HTホールディングスは谷村社長の資産管理会社です。持ち分を減らしているものの3割近くを握っているオーナー会社です。
業績(20.6%増収、11.6%増益)
2015年に急速に売上・利益を伸ばしその後も高成長。
リース事業以外の展開に注力していますが、セグメント別利益は非開示。不動産は景気よさそうですが、保険は大幅減収・M&Aは小規模。
リース組成品の航空機・船舶・コンテナですが、どれも景気変動をモロに受けそうです。
ポジトーク(ノーポジ・Dランク)
優待は持ち株数によりますが500株で1,000円のギフトカードで計算。
高配当は魅力ですが、オペレーティングリースはリスクが大きすぎると感じ、長期保有には向いてないかなとの考えでDランクにしました。
日本型オペレーティングリースの同社シェアは30%とのことです。(1位はオリックスでしょうか?)景気変動リスクが大きいことはさることながら、日本型と言われている通り、日本の会計解釈変更等で価値が下がるリスクもありそうです。
有価証券取引書で事業リスクが記載されていますが、谷村社長への依存度が高いとあげているのも目を引きます。
ランク付けした銘柄は以下リンクから