連続増配!!

ブログ立上げ当初は連続増配銘柄に注目していましたが、現在は拘りなく取り上げています。

堀場製作所【6856】連続増配株

分析計測機器メーカー。エンジン排ガス測定装置の世界シェア80%。

 

 

 

配当政策(9期連続増配、総還元額30%)

配当性向は概ね30%前後で推移。2019.12月期は利益減を見込んでおり、減配の会社予想を出しています。

2Q段階決算で減収減益修正(減配予想額は維持)をしており、無理に増配するような雰囲気はIRから感じ取れませんでした。

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主要株主(金融機関)

堀場一族の持ち株は多くありませんが、堀場家から社長を輩出しております。執行役員にも堀場姓がおりますので将来の社長候補でしょうか。

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 外資系ファンドが買ったり売ったり。

 

 

 

業績(7.8%増収、37.0%増益)

増収増益の好決算。しかし2019.12月期は大幅の減収・減益を見込んでおります。

株価も2018.5月に高値を付けて以降、一時半額以下まで落ち込みました。

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2019.12月2Qは8.4%減収、45.1%減益で推移。

セグメントのコメントは同2QのIRを参考にしました。

 

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同社の高い営業利益を引っ張っているのは半導体システム機器部門ですね。半導体需要が回復するまでは厳しい決算が続くかもしれません。

売上の多い自動車計測システム機器の営業利益率は4.7%となっています。前年は通期で9.66%ありました。期ズレの関係もあるかもしれませんが、シェアの高い製品も保有しているようなので、高利益率をキープしていてもらいたいところです。

 

 

 

指標

財務は問題なくみえますが、PER,PBRはまだ買いたいと思える水準ではないですね。

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ポジトーク(ノーポジ・Cランク)

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営業利益率も高く、環境や医療ビジネス等、まだまだ成長余力のある会社だと感じました。直近高値の9,500円からだいぶ下がりましたが、配当利回りはまだ不十分な水準です。下がる落ちるところまで落ちたら検討したいと思います。

 

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