文房具等の事務用品最大手。オフィス家具の販売や通販も。
本日ぺんてるがコクヨの株取得に反発したとのNHKの報道ををたまたま、ぺんてる本社前でみました。
その場で撮った写真を使いたいがために取り上げます。外暑かった・・・。
(実際に株を取得し対立が表面化したのは5月だったようですが知りませんでした。)
コクヨといえばルーズリーフですね。
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ぺんてるといえばこの定番商品。
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配当方針(4期連続増配・配当性向40%目指す)
長い間15円の安定配当でしたが近年増配に舵を切りました。現状26.6%の配当性向を40%にするとIRに記載あります。現在の利益水準が維持できればしばらく増配が続くでしょう。
主要株主(自社、創業家団体)
自社株を進めたのが株価上昇の一因ですね。大量保有している自社株はどうするつもりなんでしょうか。ぺんてる買収のための資金に充てるなど市場で売却したら株価下落の圧力になります。
なお、会長・副会長・社長が黒田姓で固められるなど同族色が強いです。
業績(0.1%減収、5.1%減益)
30億程度の売上規模があった家具のストア事業を事業譲渡した影響もあり減収。(譲渡してなければ増収)
利益については前年あった法人税の減少がなくなり、反動のため減益としています。営業利益は微増です。
低い営業利益率が改善傾向にあります。株価は5年で2倍以上になってますね。
セグメント別は以下通り。
2019年12月期はセグメントを以下通り再編しております。
グローバルステーショナリー事業の成長追求のため、今回のぺんてる株取得にいたったのでしょう。
報道によるとぺんてるのコクヨの海外売上比率は7%と低いのに対しぺんてるは65%あり欧米にもブランド・販売網をもっております。コクヨからしたら手に入れたい会社でしょうが果たして。
指標
財務は問題なさそうですね。現金も潤沢にあり、投資有価証券も510億保有。
ポジトーク(ノーポジ・Cランク)
優待は500株から。自社グループ商品でもらえたら嬉しい。
配当は少し物足りないですが配当性向を40%まで高めるとあり、現在の利益だと48円の配当で利回り3.26%となります。
ランクはBにするかCにするか迷ってます。
買いたい理由
・増配期待
・強固な財務基盤、PBR1割れ
・将来的に高配当が見込める
見送る理由
・大量の自社株の行方
・ぺんてるとの業務提携の行方。
迷ってとりあえずBにいれておきますが、買うとしたら家具メーカーのオカムラや他の文具メーカーと比べてからにします。
以下が今まで取り上げた監視リストへのリンクです。