自動車タイヤ等への合成ゴム、スマホ向けフィルム、レンズや香水向け香料等の素材メーカー。
配当方針(9期連続増配・安定継続的)
9期連続増配。増配は基本1円づつ刻んできてます。そのため配当性向が低いままです。
当社もそうでしたが社長交代や中計を新しく出すタイミングで配当性向を大幅に増やす可能性がありますので、そういう意味でポテンシャルあるのかなと思います。
主要株主(顧客・自社)
主要顧客である横浜ゴムと持ち合いしています。日本ゼオンも横浜ゴムの9.5%を持つ第2位の株主です。持ち合い解消の流れが進むと株価にインパクトありそうです。
また、自社株買いを進めて7.8%となってます。これも市場で処分することがあれば下げ要因となりそうです。
業績(1.4%増収、41.4%増益)
安定的な配当とは違って、売上・利益・株価の変動が大きい印象です。
2019.3月期は前年に比べて特別損失が10億近くすくなくなっており、純利益は大幅増益となってます。
高機能材料の高利益率体質は魅力的です。ただ製品によってよかったり悪かったりで、全体的に減益傾向。為替やもちろん原油やゴム市況に振り回される事業体質のようです。
中計では2020年度に売上高5,000憶とありますが、余程の買収しないと無理ですね。
中計って各社どれほど真剣に作ってるんでしょうか。
当社はいまだかつて中計の目標を達成したことがないそうです。新中計も現場からしたら??という内容もありますし・・・。
ポジトーク(ノーポジ・Dランク)
利回りが高くなく、安定的な成長をしているわけではないので購入を見送ります。