ギャツビー、ビフェスタ等のブランドで展開している化粧品メーカー。
インドネシアに強味があり売上比率21.6%が同国から。セグメントは製品ではなく日本・インドネシア・海外その他とエリア別に分かれてます。
配当方針(7期連続増配、配当性向40%以上)
連続増配しておりますがHPに記載されている配当性向40%を超えてきました。
主要株主(創業者一族)
創業家の西村家が一定の株式を握ってます。金融機関は5年でそこそこ入れ替わってますね。18.09月までBNPパリバが3.9%保有で第2位株主でしたが現在はTOP10から消えてます。
業績(2.9%減収、16.4%減益)
減収減益の決算。8期連続だった増収がストップ。
主力のインドネシア事業での減益が響きました。
セグメントはエリア別で公表。
インドネシアのギャツビー事業で大幅減益となりました。理由は変化への対応遅れとありますが・・・減益が一時的なものかどうか注視する必要があります。
今後もインドネシアを中核とした海外事業と、女性向け事業の拡大に特に力をいれていくとの会社方針です。
2018年11月にはマレーシアの女性向け化粧品企画・販売会社を買収しています。
指標
ポジトーク(ノーポジ・Dランク)
優待は5,000円分の自社商品。
(参照:マンダムIRページ)
https://www.mandom.co.jp/ir/dividend.html
考慮すればば利回り4%ですが、以下理由でDランクといたします。
・資産が少ないうちはキャッシュを重視
・インドネシア事業の不調が気になる
・PERも20倍の水準で低くない
・消費増税の悪影響を少なからず受ける